先輩社員紹介

 

M. K(アートワーク)

一人では作れない製品が、みんなの手によって少しずつ形を変え、作られていく…それが製造業の醍醐味。

 

アートワーク課にて、課長という立場で、グラフィック加工をしています。アートワークは、東洋マークの製品の最上流を担う工程で、具体的には、スクリーン印刷のための版下(はんした)を作成する作業をしてます。もともとはシール製造会社でシールの版下(はんした)を作成していましたが、さらなるスキルアップのために東洋マークへの転職を決意しました。

アートワークは、東洋マークの製品の出来栄え(色合い、意匠性)を決める重要な仕事と思ってます。自分の加工したグラッフィックが印刷され、立体成形され、加工され…多くの工程を経て1つの製品が出来上がっていきます。一人では到底作ることのできないモノが、多くの人の手と工程を経るにつれ、少しずつ形になっていく。みんなの手によって一つの製品が作られていく。それが製造業の醍醐味だと感じてます。また、だからこそ、一つの製品を作り上げるために、みんなで協力する大切さは日々実感しています。

自分の加工したグラフィックが多くの人の協力を通じて1つの製品となり、その出来栄えが満足のできるものであったときは、達成感を感じますね。さらに、自信を持って作った製品がお客様に満足していただけたときや、お客様の期待以上の製品であったときは、やっぱりうれしい気持ちになります。これがやりがいになっていますね。

協力という面では、各人が各人の役割を淡々とこなしている中でも、手伝いが必要な時には声をかけると気持ちよく受けてもらえる雰囲気があると感じます。気軽にたわいもない話もしたりして、楽しんでいます。

2020年12月に経営体制も変わり、社長も変わり、会社方針も大きく変わりました。この先、どんな方向に進むことになっても、柔軟に対応できる力をつけていきたいと思ってます。入社以来アートワーク課にてグラフィック加工をしてますが、新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいと考えています。プライベートでは、つまみ細工という手芸にハマっています。着物のハギレや正絹を正方形に切って、折って、糊でくっつけて…お花などを作ります。ここ数年、お正月飾りはつまみ細工です。最近では友人の娘さんの成人式の髪飾りなども作るようになりました。これも入社時にはなかった新しい自分だと思ってます。

後輩やこれから入社される方に伝えたいことは、思い描いていた仕事でなくてもやっているうちに興味は出てくるということです。まずはやってみて、続けてみる。やっていくうちに奥深さも感じてくると思います。工夫すれば、新しい発見もあり、それが楽しさにもつながります。何事もまずは目の前のことをコツコツやることが大事だと思います。

一緒に何事にも前向きに頑張ってくれる方のご募集をお待ちしております。

 

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